朝一でウルムチから敦厚へ飛行機で移動。
敦煌飛行場から、莫高窟へ。
~memo~
敦煌市の東南25kmに位置する鳴沙山(めいささん)の東の断崖に南北に1,600mに渡って掘られた莫高窟・西千仏洞・安西楡林窟・水峡口窟など600あまりの洞窟があり、その中に2400余りの仏塑像が安置されている。壁には一面に壁画が描かれ、総面積は45,000平方メートルになる。敦煌石窟・敦煌千仏洞と言った場合、広義ではこの全てを含むことになるが、歴史・規模・内容全てに渡って莫高窟が圧倒しているために敦煌石窟・敦煌千仏洞と言った場合でも莫高窟のことを指すのが普通である。
作られ始めたのは五胡十六国時代に敦煌が前秦の支配下にあった時期の355年あるいは366年とされる。仏教僧・楽僔(らくそん、僔は人偏に尊)が彫り始めたのが最初であり、その次に法良、その後の元代に至るまで1000年に渡って彫り続けられた。現存する最古の窟には5世紀前半にここを支配した北涼の時代の弥勒菩薩(みろくぼさつ)像があるが、両脚を交差させているのは中央アジアからの影響を示している。それ以前のものは後世に新たに掘った際に潰してしまったようである。窟のうち、北部は工人の住居となっており、ここには仏像や壁画は無い。
莫高窟のいくつかを、とっても流暢な日本語で案内してもらいました。
中は撮影禁止。
ここの中には、見上げるような弥勒仏が。
高さ35m、それでも、中国で2番目の大きさだとか。
東大寺・二月堂で頂いた鈴を、カメラバッグにいつも付けています。
莫高窟には一眼レフを持って入れないので、
中に入らない現地添乗員さんにカメラを預け、
鈴だけは莫高窟の中へ持って入りました。
何千年もの里帰りです。
この辺りの年間降雨量は39mmなのに、
なんと、雨が降りました(@o@)
10mmぐらい降ったかな?って。
ビデオで、映画 『敦煌』 を見ました。
(小説は途中で挫折)
井上靖さんはここを実際にみることなく、あの物語を書かれたとか。
その後、許可が出て実際に莫高窟を訪れることが出来たけど、
書き直す箇所は無かったとか。
小説家の想像力はすごいものです。